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エッジAIコンピューティング向け産業用SSD「700シリーズ」を新たにラインナップ

ハギワラソリューションズ株式会社
2026年01月26日

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ハギワラソリューションズ株式会社
フラッグシップモデルとなるSATA SSD「S700Hシリーズ」を発売




ハギワラソリューションズ株式会社(本社:名古屋市東区、代表取締役社長:葉田 順治)は、エッジサーバーや産業用サーバー向けに、高速処理と高信頼性、長期供給性を両立したエッジAIコンピューティング向け産業用SSD「700シリーズ」を新たにラインナップ。700シリーズのフラッグシップモデルとなるSATA SSD「S700Hシリーズ」を発売します。
当社独自開発ファームウェアのオリジナルエンタープライズ向けコントローラを搭載し、PLPや高度なNAND制御、セキュリティ機能により、厳しい環境下での安定稼働を実現します。発売時期は2026年4月を予定しており、通信インフラ、スマートファクトリー、医療画像、公共インフラなどのエッジストレージ用途に向けて展開します。

概要

エッジコンピューティングの普及に伴い、MEC(Multi-access Edge Computing)ノードや5G基地局、工場設備、医療画像処理装置など、現場側でAI推論や大量データのリアルタイム処理を行うケースが増えています。これらのシステムでは、データセンター向けSSDに匹敵する性能に加え、過酷な温度・振動環境への対応、長期供給、電断時のデータ保護、RAID構成での安定動作といった産業用途ならではの要件が求められます。
一方で、一般的な民生・データセンター向けSSDでは、NAND構成や動作温度範囲、PLP対応、変更管理体制などの点で、産業・インフラ分野のニーズを十分に満たせない場合があります。
今回発売する「S700Hシリーズ」は、SATAインタフェースに対応した2.5インチ産業用エンタープライズSSDとして、エッジサーバー用途で求められる性能を確保しつつ、広い動作温度範囲と電断時保護機能といった産業用途ならではの信頼性を併せ持つ、新たなポジショニングの製品で、エッジサーバーだけでなく、通信インフラからスマートファクトリー、医療、公共インフラまで幅広いニーズに対応します。

製品特長

エッジサーバーに適した産業用エンタープライズSATA SSD
エッジサーバーや産業用サーバーでのAI推論処理、映像解析、制御ログ保存に適した性能と信頼性を備えています。

自社開発FWによる高信頼設計
エンタープライズ向けコントローラと当社独自開発ファームウェアを採用し、産業用途で求められる冗長性と安定性、長期運用を意識した制御アルゴリズムを実装しています。

PLP搭載による電断時のデータ保護
高分子固体キャパシタによるPower Loss Protection機構を搭載し、電源断発生時にコントローラおよびフラッシュへの書き込み処理完了を支援することで、電源品質が不安定な環境でもデータ保護に配慮した設計としています。

TLC NAND採用による大容量ラインナップ
BiCS5/BiCS8 TLC NANDを採用し、960GBから7,680GBまでの容量構成を用意することで、産業機器ログから監視カメラ映像、エッジAI推論用ワークスペースまで、用途に応じた容量選択が可能です。
※BiCS8を使用した大容量モデルは2026年11月発売予定

エッジ用途に対応する広い動作温度範囲
960GBから3,840GBモデルで-25~85℃の動作温度範囲に対応し、7,680GBモデルについても0~70℃を確保することで、屋外設置機器や制御盤内、装置組込みなど温度変動の大きい環境での利用を想定した設計としています。

RAIDフレンドリーモードなどエンタープライズ機能に対応
RAID構成での安定した認識やS.M.A.R.T.情報取得を意識した制御(RAID Friendly Mode)に対応し、エンタープライズサーバーや通信装置での冗長構成において、監視性と運用性に配慮しています。

LiveMonitorPlusによる状態監視
専用ツール「LiveMonitorPlus」により、各種S.M.A.R.T.情報や温度・寿命推定・書込累積量のグラフ表示、FW更新などが可能で、運用中の状態把握と保守作業を支援します。

AES暗号化/TCG Opal 2.0対応など産業用途向けセキュリティ機能
TCG Opal 2.0、Secure Erase/Sanitizeコマンド、Write Protect機能など、産業・エンタープライズ用途で求められるデータ保護・アクセス制御機能に対応します。

各種ドキュメント類のご提供
製品仕様書や信頼性試験レポート、ChemSHERPA等の環境関連資料(含有化学物質情報)にも対応。ご要望に応じて技術資料・各種証明書のご提供が可能です。

セキュリティ・データ消去機能
- TCG Opal 2.0 準拠/IEEE 1667(Microsoft eDrive)対応のSED機能
- Secure Erase/Sanitize(Block Erase/Crypto Erase/Overwrite)
- パスワード保護、PSIDによるロック解除
- 署名付きファームウェアによる改ざん防止

※SKUにより異なるため、詳細はお問い合わせください。

製品ラインナップ




製品仕様


※Sustained Read/Writeとは、一定時間以上、連続して読み書き続けた場合に速度低下後も安定して維持できる実効性能の速度になります。

用途例

- 製造/FA (産業PC、PLC、工作機械ログ、ロボット、AGV)
- 交通/インフラ (鉄道設備、路側機、料金所)
- エッジAI/コンピューティング (AIカメラ解析、推論ノード)
- エネルギー/ユーティリティ (発電監視、サブステーション制御)
- 監視/セキュリティ (IPカメラ内録画、NVR)
- 医療機器 (超音波、内視鏡、/モニタ、PACS端末)
- 航空宇宙/モビリティ/車載周辺 (テレマティクス、ドラレコ、車載ゲートウェイ)
- 鉄道車上/研究計測 (データレコーダ、高速ロガー)

製品リーフレット

製品リーフレットはこちら

ハギワラソリューションズ株式会社について

ハギワラソリューションズは、20年以上前からNANDフラッシュメモリを使ったフラッシュストレージ市場に参入し、日本国内のインダストリアル市場(産業機器・組込み市場)において上位のシェアを維持し続けています。近年は産業用PC・ボード市場にも参入し、高信頼性フラッシュストレージと組み合わせた製品開発を積極的に進めています。
お問い合わせ先
製品に関するご質問や評価機のご依頼については、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

会社情報
ハギワラソリューションズ株式会社
〒461-0005
愛知県名古屋市東区東桜一丁目14番11号 DPスクエア東桜9F
TEL(代表):052-223-1301
公式サイト:https://www.hagisol.co.jp/

ハギワラソリューションズ株式会社は、エレコム株式会社のグループ会社です。
※このリリースに掲載されている会社名・製品名等は、一般に各社の商標または登録商標です。
※このリリースに記載の内容は、発表当時の情報です。予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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