世界最大テックイベント「CES 2026」現地レポート 第34回
CES 2026、レノボ展示ブースより
モトローラの「首から下げて使うAIペンダント」を見てきた──CES2026
2026年01月11日 14時00分更新
首から下げて使う、AIウェアラブルデバイス
CES 2026の基調講演で、レノボがデバイス横断型のAI「Lenovo Qira(キラ)」 とあわせて発表したペンダント型のウェアラブルデバイス。
実機の展示を見てきたので、その所感を伝える。
コンセプトモデルとして展示されたこの製品、現段階での名称は「motorola AI Perceptive Companion(コンセプト)」という。
無理に和訳すると、「知覚型AI相棒」といったところだろうか(Companion=行動を共にして、必要に応じて支援をしてくれる存在)。
カメラやマイクを内蔵したペンダント型の小型デバイスで、常に身につけることでユーザーの行動や周囲の状況をデータとして取得する。これらのデータは、Qiraがユーザーの行動や文脈に寄り添った、よりきめ細かな提案や実行を支援するために用いられる。
寄って眺めてみると、ペンダントの先端付近に、カバーに覆われたカメラレンズと、マイクの穴が配置されている。ユーザーが見聞きしている情報を、“ユーザーの目と耳に近い位置で”取得することを念頭に開発されていることがよくわかる。
ペンダント部分は着脱式。ネックレスにはマグネットで固定されていて、引っ張ると簡単に外せるようになっている。ちょうどスマートウォッチのように、帰宅したら取り外して、デスクや枕元に置いておくといった使い方ができそうだ。
コンセプトモデルといいつつ、このまま市販していても違和感のない完成度だった。丸みを帯びたボディーは手によく馴染み、また軽く、常に首からぶら下げておいても邪魔には感じないだろう。
展示会場では、ペンダント型だけでなく、メガネ型のウェアラブルデバイスのコンセプトモデルも展示されていた。
ここ10年ほどのスマートウォッチの普及で、活動量やバイタルデータを取得してログとして残しておいたり、健康管理に役立てることは一般的になったと言えるが、「AIアシスタントから高度なサポート受けるために、視覚・聴覚情報をログ化する」という考え方は新鮮に感じる。
またここから10年ほど経つと、ウェアラブルデバイスが担う役割も、再び大きく変化しているのかもしれない──そんなことを想像させる展示だった。

この連載の記事
-
第44回
トピックス
「僕の同僚はAIロボット」 それは夢の未来か、すぐに訪れる現実か? -
第43回
スマホ
テレビが話しかけ、冷蔵庫が献立を決める──サムスンは生活そのものを再設計した -
第42回
トピックス
ラスベガスで、思いがけず「カタカナ」に出会った話 -
第41回
スマホ
QWERTYキー付き機に「飛び出すカメラ」スマホまで! CESで見つけた2026年スマホの異端児 -
第40回
トピックス
LexarがAIストレージ戦略にサッカー・アルゼンチン代表チームとのグローバルパートナーシップを発表 -
第38回
トピックス
「AI搭載」「スペック2倍」は、もはやPCを買う理由にならない。 -
第38回
トピックス
アメリカでバーガーキングを食べたら日本と同じ味で感動! ただし、ひとつだけ違いが…… -
第37回
トピックス
LGの新型“壁紙テレビ”が、あまりにも薄くて感激しました。 -
第36回
TECH
“人型ロボット”が人間と一緒に働く日は、もうそれほど遠くないのかも。 -
第35回
トピックス
えっ、変形しちゃうの!? 韓国発・VRディスプレー内蔵ヘッドフォンがおもしろい - この連載の一覧へ















