NTTドコモ、三井住友信託銀行、住信SBIネット銀行は12月19日、住信SBIネット銀行の商号を、2026年8月3日から「ドコモSMTBネット銀行」に変更することを明らかにした。同行がドコモと三井住友信託銀行の共同経営体制となったことを受けた対応だ。
変更されるのは金融機関(銀行)名で、金融機関コード、支店番号、口座番号は変更なし。公共料金やクレジットカードの口座振替(自動引落)についても、ユーザー側の対応は不要だ。
一方、他行からの振込や口座振替、給与・年金受取の場合、金融機関名に「住信SBIネット銀行」を指定した取引は2026年8月2日をもって受付を終了。同じ口座でも翌8月3日からは、金融機関名に「ドコモSMTBネット銀行」を指定する必要がある。
公共料金やクレジットカードと違い、こちらはユーザーによる対応(勤務先への給与受取口座変更依頼など)が前提となるため気を付けたい。
このほか、ドコモと住信SBIネット銀行では、ドコモ回線とのセット利用でのdポイント付与、dカードの引き落とし口座設定によるdポイント還元率アップ、ドコモユーザー向けの住宅ローン優遇金利の適用など、複数の協業施策を順次開始する予定。
各施策の詳細についても、今後追って発表されるものとみられる。













