4K/160HzとフルHD/320Hzを切り替える“デュアルモード”採用
TVS REGZA、4K Mini LED/量子ドット採用の27型ゲーミングモニター「RM-G278R」ほか発表
2025年12月10日 10時00分更新
TVS REGZAは12月10日、4Kレグザゲーミングモニターに27インチモデルを追加した。Mini LEDバックライトや量子ドットを採用したブラックワイドアングル液晶パネル搭載の上位モデル「RM-G278R」と、Fast IPSパネル搭載の「RM-G277R」の2製品。いずれも4K/160HzとフルHD/320Hzを切り替えられる“デュアルモード”に対応する。
価格はオープンプライスで、RM-G278Rが12月19日、RM-G277Rが2026年1月23日の発売を予定している。
Mini LEDバックライト搭載のゲーミングモニターはレグザ初
RM-G278RはVESA DisplayHDR 1400に対応。ブラックワイドアングル液晶パネルは、1152分割ローカルディミングと量子ドットフィルムにより高輝度・高コントラスト・広色域(DCI-P3 99%)を実現するという。上下左右178度の広視野角と低反射コートにより、視聴位置や外光の影響を受けにくい点も特徴だ。
RM-G277RはVESA DisplayHDR 400に対応。上下左右178度の広視野角を確保。色変化を抑えた安定した表示が可能。2W+2Wのスピーカーも内蔵し、動画視聴にも向くモデルとなっている。
両モデルの応答速度は1ms(GTG)で、さらにHDMI 2.1 VRRおよびAdaptive-Syncに対応し、激しい動きでも滑らかな描写が可能だ。
TVS REGZAがテレビ開発で培った高画質化技術を活かし、ゲーム向け4種類、一般視聴向け4種類の合計8モードを搭載する。さらにユーザーが設定を保存できる「プレイヤーモード」を3つ備え、細かな映像調整をプレイシーン別に使い分けられる。
ゲーム用モード
- レーシング:路面状況を安定して確認できるモード
- FPS:暗いシーンの視認性を高めるモード
- RTS/RPG:自然で控えめな明るさの長時間プレイ向けモード
- MOBA:キャラクターやエフェクトを見やすくする鮮鋭感強化モード
一般コンテンツ用モード
- 標準:ネット動画や日常視聴に適したバランスモード
- 映画:暗室向けシネマモード
- スポーツ:芝の緑を美しく描写
- リーディング:文字を読みやすくするシンプル表示
暗部視認性を高めるブラックゲイン調整や、色・形・位置をカスタマイズ可能な照準機能を搭載。FPSだけでなく、RPG、ホラー、動画視聴にも効果を発揮する。なお、レグザメンバーズ登録で、通常1年の保証を最大3年間に延長できる。USB-C端子を備え、映像出力とPCへの給電を1本のケーブルで実現。給電能力はRM-G278Rが最大90W、RM-G277Rが最大65W。
| 製品名 | G278R | G277R |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 27V型 | |
| 解像度 | 3840×2160 (4K) | |
| バックライト | Mini LED | ー |
| リフレッシュレート | 4K 160Hz/フルHD 320Hz | |
| 輝度 | 450cd/㎡、 1400cd/㎡(ピーク時) |
340cd/㎡、 400cd/㎡(ピーク時) |
| 色域 | DCI-P3 カバー率 99% | |
| コントラスト比 | 1000:1 | |
| 視野角 | 左右178°/上下178° | |
| 応答速度 | 1ms(GTG) | |
| HDR/VRR | HDR10 / AdaptiveSync | |
| スピーカー | ー | 2W+2W |
| 消費電力 | 80W (USB-C 電力供給時 180W) |
65W (USB-C 電力供給時 135W) |
| 入力・出力端子 | HDMI×2、DP×1、 USB-A×2、USB-B×1、 USB-C(90W給電)×1、 ヘッドホン×1 |
HDMI×2、DP×1、 USB-C(65W給電)×1、 ヘッドホン×1 |
| スタンド機能 | 高さ調整(昇降) 100mm、チルト -5°~20°、 回転 90°±2°、スイベル 30° |
|
| サイズ | 幅61.3×奥行き27.0×高さ41.6~51.6mm | |
| 質量 | 約7.0kg | 約6.5kg |

















