今、小中学生の間で「ボンボンドロップシール」が異常な人気だ。
かわいいキャラがぷっくり立体になったシールで、11月に発売された「ちいかわ」バージョンから一気に火がつき、店頭では入荷直後に完売が続出。定価は1パック500〜600円程度だったが、ネットでは1パック2000〜3000円を超える価格で取引され、品薄に乗じた転売が横行している。12月に入ってからも価格はさらに上昇傾向で、サンタクロースの焦りが増している。
一方で精巧に作られた偽物も出回り始め、公式は類似品・模倣品に対する注意喚起を出している。
人気の過熱を受け、ちいかわバージョンの第2弾は抽選形式で販売されたが、抽選販売フォーム自体がつながりにくくなり、急きょ別フォームを用意するほどの事態になった。抽選結果は12月8日にメールで通知されており、公式では年明けに再度抽選を実施すると案内している。
SNSでは「値上がりすぎ」「転売ヤーの餌食となり地獄絵図」といった悲鳴が飛び交っている。かつての平成女児ホビーが再燃し、そこに今の子供たちが加わった結果、2025年冬の最大のトレンドアイテムになってしまったボンボンドロップシール。純粋に楽しみたい子供たちと、そこに横入りする転売の構図がクリスマスを前に繰り広げられている。













