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8輪搭載の大型台車ロボット 8WDSローバー を試作

ヴイストン
2025年12月04日

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ヴイストン
すべての車輪にステアリングを搭載し、自由度の高い制御が可能

ヴイストン株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:大和信夫)は、ロボットの試作・開発サービスである「プロトロボ」の取り組みの一環として、8輪すべてにステアリングを搭載した超大型機体「8WDSローバー(仮称)」を試作しました。


8WDSローバー


■主な特徴
 ヴイストン株式会社製の研究開発用台車ロボットシリーズは、車輪タイプや可搬重量が異なる複数の機体から構成されるロボットプラットフォームで、「開発のしやすさ」や「改造の容易さ」を最も重視した、開発者や研究者のための製品群です。
 このたび社内試作した「8WDSローバー(仮称)」は、ロボットの試作・開発サービスである「プロトロボ」の取り組みの一環として製作されました。研究開発用台車ロボットシリーズで培った基礎技術を応用して設計・製造しており、ヴイストン株式会社の提供する「プロトロボ」サービスの柔軟性や可能性を示すモデルです。

 
本試作品を含むヴイストン製の研究開発用台車ロボットシリーズは、2025年12月3日(水)~12月6日(土)の間、「2025国際ロボット展」のヴイストン株式会社ブース(共同出展:一般社団法人i-RooBO Network Forum)、小間番号:W4-80にて展示いたします。ぜひご来場ください。


(1) 8輪独立のステアリングとサスペンションを搭載
 本試作品では、8輪すべてが駆動輪となっています。同時に、8輪すべてにステアリングとサスペンションを搭載しており、車輪の確実な接地を実現しつつ、自由度の高い移動が可能です。

8輪すべてにステアリングとサスペンションを搭載



(2) 「プロトロボ」サービスの可能性を示す
 「プロトロボ( https://proto-robo.vstone.co.jp )」は、ヴイストン株式会社より提供している、ロボットの試作・カスタマイズ・開発を行うWebサービスです。本試作品は、「プロトロボ」における台車型ロボットの試作、製作事例の一環として開発しました。
 台車ロボットに求められる機能性や多様性は、ロボットの開発フェーズが実用に近づくほどに多彩なものとなっています。「プロトロボ」では、ユーザーから求められる様々な要求を高次元で実現するのみならず、数多くの経験や開発事例を提示することで、提案型ロボット開発を実現することも目指しています。

「プロトロボ」ロゴデータ



■本試作品のYouTube動画