グーグルは12月4日、AIエージェントの設計、管理機能を備えた「Workspace Studio」の正式版を公開した。
Workspace Studioの目玉は、ユーザーが用途にあったAIエージェントを最短数分で作成できる機能。同社の生成AI「Gemini 3」を活用しており、人間同士の会話に近い形で、AIエージェントの作業内容を指定することが可能だ。
例えば、自分宛の質問が含まれるメールにラベルを付けてチャットで通知するというケースなら、「メールに私宛の質問が含まれている場合、メールに“返信用”というラベルを付けて、チャットで私に通知してください」とAIに指示すればよい。
メールに関してはほかにも、本文や添付ファイルから特定の情報(請求書番号など)を抽出するなど、より複雑な作業を実行できるという。
また、作成したエージェントを対応する外部のアプリ、サービスに接続したり、他のユーザーと共有したりすることも可能。
グーグルでは法人ユーザーを対象に、今後数週間かけて公開範囲を拡大する方針だ。







