看護師と患者の会話をAIが解析して看護記録を自動作成、音声AIアシスタント「スタンドLM」
株式会社ENBASEは11月26日に、同社が展開する音声AIアシスタント「スタンドLM」において、訪問看護業務向けの機能強化を発表。AIが看護師と患者の会話を解析し、SOAP形式で看護記録を自動作成することで、記録作業時間を削減するほか、訪問看護報告書や看護サマリーの出力にも対応したという。
「スタンドLM」は、ケア現場の会話をAIが聞き取ってレポートを自動生成する。利用者情報や計画書などの背景情報も加味して、ケア内容の提案や報告書の作成までを支援する。スマートフォンアプリから録音・解析でき、ハラスメント/トラブル検知にも対応するという。
今回の機能強化によって、下記の業務をAIで自動化できるとのこと。
・看護記録の自動生成(SOAP形式)
・定期的な訪問看護報告書の作成支援(β版)
・入退院時の看護サマリーの自動出力(β版)
※SOAP形式:Subject(主観的情報)/Object(客観的情報)/Assessment(評価)/Plan(計画)の4項目で構成される医療・看護の標準的記録方式。
同社は「スタンドLM」を利用者満足度や人材定着にも寄与する「ケアサービスに欠かせないアシスタントAI」に発展させたいとしている。


























