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AIワークロードに適した新BTO PC「SENSE∞」シリーズ、Radeon AI PRO R9700搭載モデルをチェック

2025年11月26日 16時00分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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最新GPU「AMD Radeon AI PRO R9700」を搭載したBTOパソコンが登場

 クリエイター向けの要件に応える最新BTO(Build to Order)パソコンが登場した。ユニットコムは11月25日、iiyama PCの「SENSE∞」シリーズおよび「SOLUTION∞ Workstation」ラインアップに、AMDの最新グラフィックスカード「AMD Radeon AI PRO R9700」を搭載した新モデルを追加し、販売を開始した。価格は504,700円からとなる。

RDNA 4アーキテクチャとAI性能が強化された最新構成

 今回発表されたモデルは、AI処理を強化するAMD RDNA 4アーキテクチャを採用し、最大1,531TOPSのAI演算性能と32GBのGDDR6ビデオメモリを搭載。メモリ負荷の高いAI推論やファインチューニングなどのワークロードにも対応できる設計だ。

 さらに、PCI Express 5.0に対応することで高速なデータ転送を実現し、マルチGPU構成にも柔軟に対応する点が特徴となる。

注目モデル「SENSE-F189-LC265K-ARX」とカスタマイズ性

 提供モデルの中で注目されるのが「SENSE-F189-LC265K-ARX」。価格は504,700円で、Windows 11 Homeをプリインストール。インテル Core Ultra 7プロセッサー265K、DDR5 64GBメモリ、1TB NVMe対応M.2 SSDを搭載し、グリーン購入法にも適合している。

 また、プロフェッショナル向けの高性能モデル「SOLUTION-W100-LX259-ARX」は1,348,000円で販売される。

 いずれのモデルも標準構成に加えてカスタマイズが可能で、用途に合わせた構成変更に柔軟に対応している。購入はパソコン工房の公式サイトで受け付けており、モニタやキーボード、マウスは別売となるため、必要に応じて追加で購入したい。

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