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「プレミアムフライデー」サイトは本物ではないと経産省が注意勧告! ドメイン管理どうなってたのよ?

2025年11月20日 08時00分更新

文● 二子/ASCII

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 経済産業省は、「プレミアムフライデー」の公式サイトは2023年6月に閉鎖しており、公式サイトに類似した現在開設されているものはプレミアムフライデー推進協議会と関係はなく、アクセスしないよう注意を喚起している。

プレミアムフライデー

コロナ禍をまたいで、もはや思い出となった「プレミアムフライデー」

 プレミアムフライデーは2017年2月にスタート。経済産業省や経団連を中心に「働き方改革」と連携し、多くの場合に給料日直後となる毎月最終金曜日に、15時に終業すること、または残業しないことを推奨。旅行や買い物、飲食などに出かけることによる消費喚起の施策を広く実施した。

 開始当初は一般的にも盛り上がりを見せたが、翌年には早くも「そんなのあったよね」と思い出話として持ち出されるようになり、2020年のコロナ禍による外出自粛の動きの中で存在感を失った。

 経済産業省によると、プレミアムフライデー推進協議会のサイトは2023年6月に閉鎖。その当時と同様のサイトがあるように見えるが、これはプレミアムフライデー推進協議会のドメイン名を取得した第三者による類似サイトであり、「場合によっては、コンピュータウイルスに感染したり、入力情報が不正に取得されたりする等のおそれがあります」と警告している。

 サイトを閉鎖した後、ドメイン名が第三者に登録されて再利用されてしまい、トラブルに繋がるケースは報道ベースでも数多く見られる。新サービスを企画する際、新規ドメインを取得することの効果とコスト、管理し続ける体制などは検討すべき重要な要素の1つであると理解しておく必要があるだろう。

 

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