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Shiftall「MeganeX 8K Mark II」
顔圧ほぼゼロ、重量はAppleの1/4、寝転がってのVRすら快適な「MeganeX 8K Mark II」
2025年11月21日 17時00分更新
MeganeX 8K Mark IIは軽量かつ高画質な次世代VRヘッドセットです。とことん軽量化を突き詰めた設計で、顔圧もほとんどか感じない、軽さと快適性を兼ね備えています。ここからは、本機のメリットと、購入前に知っておきたい注意点を紹介します。
MeganeX 8K Mark IIを購入する3つのメリット
ポイント(1)長時間でも快適な設計
最大の特徴は、装着時の“顔圧ゼロ”に近い快適さです。細くしなやかなヘッドストラップとおでこだけで重量を支える「顔圧ほぼゼロ」設計を採用。長時間の装着でも顔への負担を感じにくい設計となっています。従来のVR機器でよく見られた締め付け・ズレ・蒸れといった不快感を大幅に軽減しています。
重量はフロントユニットのみで約179gという別格の軽量さです。装着している感覚がほとんどないので、仮にベッドで寝転がりながらでも快適に使えそうです。
YouTubeでShiftall「MeganeX 8K Mark II」のレビュー動画を見る
ポイント(2)高い画質と視認性
両目で合計8K解像度を誇るOLEDディスプレーを搭載し、従来のVRでは体験できなかったほどの高精細映像を実現しています。個々のピクセルが目立たないほど滑らかで、映像の深みや立体感が際立ちます。
さらに、近視のユーザーにも対応します。レンズ内に視度調整機構を備えているので、メガネなしでも使用可能です。
ポイント(3)使い勝手に優れるフリップアップ機構
前面部分を上に持ち上げて視界を確保できるフリップアップ機構を採用しています。装着したまま現実の作業にも戻れるので、VR利用の切り替えがスムーズ。ヘッドセットをその都度外さなくていいので、利用シーンを使い分けたい人には便利に感じるはずです。
また、SteamVRトラッキングに対応し、コントローラーや外部センサーとの連携も安定しています。軽量ながら高い拡張性を備えているので、エンタメ分野のみならず、ビジネスシーンや日常でも幅広く活用できます。
購入時に注意したい2つのポイント
高性能PCとの組み合わせが前提
8K解像度の映像を滑らかに出力するためには、高性能なゲーミングPCが不可欠。特にGPU性能が不足していると、フレームレートが安定せず没入感が損なわれる可能性があります。動作PC最低条件には「RTX 3070以上」と記載していますが、VRをフル活用するならPC環境の見直しが必要になるかもしれません。
そのぶん、性能が十分なPCと組み合わせれば、別次元の映像体験が可能です。ハイスペックな環境を整えてこそ、本機の真価を発揮できます。
ベースステーションは別売
MeganeX 8K Mark IIはSteamVRトラッキングに対応するため、使用にはベースステーションが必要です。これが別売であるため、初めてVRを導入する人にとっては出費がかさむ点に注意が必要です。
ただし、トラッキングの精度や安定性は抜群なので、動きのズレや遅延はほとんど感じないでしょう。既にVR環境を構築している人なら、そのまま活用できるケースも多く、環境次第では大きなデメリットはならないはずです。

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