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あなたが買うべきガジェットは俺たちに選ばせてくれ! 推しガジェット大賞 2025 第192回

GRAUGEAR「G-M2DK-U4-40G」

目立ち度MAXなM.2 SSDのお立ち台! 性能もバッチリでこれは欲しい……

2025年11月25日 17時00分更新

文● ドリまつ/岡本/ASCII 編集⚫︎ASCII

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 G-M2DK-U4-40Gは見た目のインパクトだけでなく、スペック面も抜かりがないSSDエンクロージャーです。ここからは、実際に使う上で感じられるメリットと、購入前に知っておきたい注意点を紹介します。

G-M2DK-U4-40Gを購入する3つのメリット

ポイント(1)とにかく見た目のインパクト大

 SSDを立てて使うお立ち台スタイルは、往年のHDDドックを思い出させる独特なデザインです。机上に置くと存在感があり、自作PC好きやガジェットファンの心を掴む仕上がりとなっています。LEDイルミネーションも控えめに入り、実用性とビジュアルのバランスが絶妙です。

 見た目だけでなく、M.2 SSDの着脱が簡単なのもポイント。ツールレス構造のため、ストレージを頻繁に入れ替える用途にも便利です。まさに、昔ながらの文化を最新技術で再現した、遊び心と実用性が両立したアイテムです。

G-M2DK-U4-40G

現代のお立ち台文化を彷彿させる見た目

YouTubeでGRAUGEAR「G-M2DK-U4-40G」のレビュー動画を見る

ポイント(2)USB4対応で性能も妥協なし

 最大40Gbpsの転送速度を誇るUSB4に対応し、PCIe 4.0 NVMe SSDの性能をフルで活かせる仕様となっています。高速SSDの性能をフルに引き出したいユーザーにとっては理想的な外付けケースです。

 一般的な10Gbpsモデルでは物足りないという人にとって、本機は明確なステップアップ。大容量ファイルの転送や動画編集データのバックアップなど、ヘビーユースにも対応できます。

G-M2DK-U4-40G

最大40Gbpsの転送速度を誇るUSB4に対応

ポイント(3)用途に合わせてお手頃モデルもあり

 GRAUGEARはほかにも、10Gbps対応モデルと、2枚のSSDを装着してクローン作成にも対応するモデルを展開しています。必要に応じて適したモデルを選べる点は魅力に感じますね。

 いずれもデザインテイストを統一しており、シリーズ全体で「デスクに置きたくなるSSDエンクロージャー」として完成度が高い印象です。自分のパソコン環境に合わせて選ぶ楽しみも広がります。

10Gbps対応モデル(写真左)と2枚のSSDを装着するモデル(写真右)もラインアップ

購入時に注意したい2つのポイント

ポイント(1)耐久性と信頼性の見極めが必要

 この手のM.2 SSDエンクロージャーは、発熱による劣化や接触不良、SSDコントローラーとの相性などでトラブルが起きやすい傾向があります。製品の耐久性や今後登場するSSDでも問題なく使えるか気になるところです。

G-M2DK-U4-40G

何年も長く使う種類の機器なのか、という部分もありつつ製品の信頼性は気になります

ポイント(2)冷却ファンの音が気になる場面も

 高性能なNVMe SSDを外付けで使う以上、発熱対策は欠かせません。本機には冷却ファンが搭載されていますが、静かな環境では回転音がやや気になる場面もあります。高負荷時に音が上がるのは仕方ないとはいえ、気になる人もいるかもしれません。

 とはいえ、冷却能力は高く、サーマルスロットリング(熱によるSSDの速度低下)を防ぐ点では効果的。性能重視で考えるなら、少々ノイズがあるのはトレードオフと割り切るのが現実的です。

G-M2DK-U4-40G

高負荷時はやや音が大きいかもしれません

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