法人向け健康支援サービス「アンドエルワーク」、厚生労働省基準に準拠したストレスチェック機能リリース
アンドエル株式会社は10月28日に、同社が提供する法人向け健康支援サービス「アンドエルワーク」において、厚生労働省の基準に準拠したストレスチェック機能「アンドエル ストレスチェック」の正式リリースを発表した。
同社によると、厚生労働省の「労働安全衛生調査(令和5年)」ではメンタルヘルス対策に取り組む事業所は63.8%に達した一方で、長期休業や退職に至るメンタル不調者は増加傾向にあり、企業側のサポート体制に課題が残っているという。また、メンタル不調の早期発見のためのストレスチェックについては、これまで従業員50人以上の事業場のみが実施を義務づけられていたが、2025年5月に可決された改正労働安全衛生法により、すべての企業が義務の対象となるという。
こうした背景を踏まえて同社では、法人向け健康支援サービス「アンドエルワーク」のサービスのひとつとして、法令に準拠しつつ企業の規模に関わらず利用できるストレスチェック機能「アンドエル ストレスチェック」を正式リリースした。ストレスチェックを初めて実施する小規模事業者でも手軽に導入し運用できるように設計しているほか、「アンドエルワーク」導入企業は追加費用なしで利用できるとのこと。
特徴として挙げられているのは、厚生労働省が定める職業性ストレス簡易調査票(標準版)に準拠した57項目の調査票を使用しているという点。また、スマートフォン対応のUIも特徴のひとつとのこと。スマートフォンからでも回答しやすいインターフェースを採用し、回答者の負担を軽減するとともに回答率の向上を図るという。回答完了後にはその場でストレス度を確認でき、回答者の健康意識向上につなげられるようにしているとのこと。レーダーチャートによる視覚的な結果表示で、ストレス要因を可視化するという。
加えて、集団分析や高ストレス者面談の議事録機能、報告書作成サポートといった機能を搭載。ストレスチェック実施後の担当者の手間を減らし、業務効率化をサポートするとしている。また、「アンドエル相談室」など「アンドエルワーク」の他サービスと連携し、ストレスチェックの結果によって専門的な相談が必要な場合にはカウンセリングやチャット健康相談サービスを利用できるとのこと。有料の追加オプションで、産業医・面談担当医の紹介も行うという。



























