10月28日、イーロン・マスク氏が開発を進めてきたWikipedia対抗サイト「Grokipedia」が公開された。現在はバージョン0.1で、88万5279件の記事が利用可能という。記事の冒頭にはGrokが事実確認した日付が示されている。
Grokipediaは、AIのGrokを活用してWikipediaの「偏り」を修正した代替を目指すもの。マスク氏の長年の不満が結実した形だ。
発端は9月30日、マスク氏がXでWikipediaを「絶望的に偏っている」と批判し、Grokipediaの構築を発表したことにある。
テック投資家のデイビッド・サックス氏がWikipediaを「左翼活動家に支配されている」と指摘した投稿に呼応する形で、マスク氏は「xAIでGrokipediaを構築中だ。Wikipediaよりはるかに優れたオープンソース知識リポジトリだ」と返信していた(参考:イーロン・マスク氏、Wikipedia対抗「Grokipedia」開発へ)。







