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田口和裕の「ChatGPTの使い方!」 第40回

無料でここまでできる! AIブラウザー「ChatGPT Atlas」の使い方

2025年10月29日 07時00分更新

文● 田口和裕

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有料でできること

 有料プラン(ChatGPT Plus以上)では、Atlasで使える機能の幅がさらに広がる。とくに違いが出るのは次の2点だ。

 プロンプト入力前に「エージェントモード」をクリック。

 下記プロンプトを入力して実行。

プロンプト:Midjourneyにログインして「夏服ではしゃぐ少女」の絵を描いて

 以下は自動でここまでやってくれた。

 さらに、情報収集や比較作業をエージェントに依頼することもできる。たとえば「3社の価格と特徴を一覧にして」と指示すれば、ページをまたいで調べて整理までしてくれる、

  • エージェントモードが利用可能
     ChatGPT Atlasでは、AIエージェントがあなたの代わりにブラウザ操作を実行できる。たとえば「Midjourneyで「夏服ではしゃぐ少女」を描いて」と指示すれば、エージェントが自動でMidjourneyを開き生成まで進めてくれる。ただし、あらかじめMidjourneyにログインだけはしておく必要がある。
  • 応答速度と安定性の向上
    混雑時でも待ち時間が少なく、長時間の利用でもストレスが少ない。作業用途で使う場合は、この差が大きい。

 無料版が「調べ物の効率を上げるツール」だとすれば、有料版は「調べる手間そのものを肩代わりしてくれるツール」に近い。能動的な検索から、半自動的な情報取得へと役割が変わってくる。

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