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OpenAI「Sora」過剰なコンテンツ審査を低減へ

2025年10月23日 09時05分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 OpenAIの動画生成アプリ「Sora」が、次の大型アップデートに向けて動いている。Soraの開発を率いるBill Pebbles氏は10月23日に、公式Xでアプリの新機能と今後の展開を明らかにした。

 まずは「キャラクター・カメオ」機能の追加だ。ユーザーは自分の犬やモルモット、ぬいぐるみなど、身の回りのあらゆるものをSora動画内に登場させることができるようになるという。さらに、Soraで生成したキャラクターをそのままカメオ化し、別の動画に登場させることも可能になる。

 次に、動画編集機能も搭載される。最初は複数のクリップをつなぎ合わせる「スティッチ」機能から始まり、今後さらに高度な編集ツールを順次追加予定だ。

 最後はソーシャル機能の強化だ。これまでのグローバルなフィードに加え、大学や企業、スポーツクラブなど特定のコミュニティ単位でSoraを共有・利用できる「チャンネル」構想が進行中だという。

 さらに、品質面の改善も進めている。Pebbles氏は「最近、フィードの品質が静かに向上しており、さらなる改善が近く予定されている」と述べ、過剰なコンテンツ審査を減らす取り組みや、アプリ全体の動作速度向上にも取り組んでいると明かした。

 Android版Soraについても「まもなく登場する」と言及し、リリースが近いことを示唆した。

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