現在、三菱一号館美術館は2025年5月29日より94日間にわたり開催していた「オランジュリー美術館 オルセー美術館コレクションより ルノワール×セザンヌーモダンを拓いた2人の巨匠」が、9月7日をもちまして無事に閉幕し、展示替えのため休館しております。
ところで、美術館が休館している期間も、併設するCafé 1894は営業していることをご存じでしょうか。展覧会とのタイアップメニューのかわりに、展示替え期間限定のランチメニューとミニデザートをご提供しておりますので、季節感あふれる味わいをこの機会にお楽しみいただければ幸いです。(提供期間:2025年9月8日~10月9日)
サーモンのロティ トリュフ香るマッシュルームクリーム ¥2,800(税込)
季節の野菜と果実のオードヴル+パン+ドリンク付き(記事トップの写真)
秋の味覚を贅沢に味わえる一皿。香ばしくローストしたサーモンに、トリュフの香りをまとったマッシュルームクリームを添え、バターソテーしたほうれん草とともに仕上げました。深まる季節を感じる、上品で奥行きのある味わいをご堪能ください。
ヴァニラムース カシスソース添え ¥500(税込)
ヴァニラの芳醇な香りと、カシスの甘酸っぱさが絶妙に調和したミニデザートです。フレッシュなぶどうをアクセントに、食後のひとときを華やかに彩ります。
※こちらはランチメニューをご注文のお客様のみご注文可能です。
また、カフェタイムには、期間限定のアフタヌーンティーをご提供しています。こちらは毎回予約開始とともに予約が埋まってしまうほどの人気企画。今秋のテーマは”実りの秋のアフタヌーンティー”。栗やサツマイモといった秋の味覚のほっくりとした味わいと、みずみずしいフルーツとのコントラストが楽しめる構成です。
次回以降の展示替え期間も継続予定ですので、皆さまもチャンスを狙ってみてください。(前日など直前のキャンセルがあれば予約ができるかもしれません!)
【販売日時】2025年9月8日(月)~10月9日(木)
※アフタヌーンティー開催期間は、通常のカフェタイムの営業は行いません。
展示替えのための休館期間の終了後は、10月11日から「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展を開催するべく鋭意準備中です。
当館において「アール・デコとモード」展は、2022年に開催した「ガブリエル・シャネル」展以来のファッションの展覧会。ポワレ、ランバン、シャネル、パトゥなどパリ屈指のメゾンが生み出す1920年代のドレスがご覧になれるほか、アール・デコ博覧会から100年となるタイミングに、当時の服飾の流行を、絵画、工芸、グラフィック作品などともに総合的に展観する機会となります。お楽しみに!
<お知らせ>
当館イベントスペース Espace 1894にて、
「アートアワードトーキョー丸の内(AATM)2025 サテライト展」を開催中!
さらに、休館中の現在も、三菱一号館美術館1階のイベントスペース・Espace 1894 では、「アートアワードトーキョー丸の内(AATM)2025 サテライト展」を開催中です。
本企画はAATM第一回目の開催となったAATM2007に参加し、現在も活躍を続けるアーティスト、薄久保 香さんと谷口 真人さんの作品を紹介する特別展示です。行幸地下ギャラリーで9月8日から9月23日まで開催中の「~丸の内が若き才能に包まれる、次世代アート展~ アートアワードトーキョー丸の内2025」(https://www.marunouchi.com/pickup/event/7303/)とあわせて、お楽しみください。
「アートアワードトーキョー丸の内(AATM)2025 サテライト展」
■日時:2025年9月8日(月)~9月23日(火・祝)10:00~18:00
期間中無休、入場無料
■会場:三菱一号館美術館 Espace 1894
■出展アーティスト:薄久保 香、谷口 真人(AATM2007参加アーティスト)
■詳細:https://www.marunouchi.com/pickup/event/7303/
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