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最新パーツ性能チェック 第465回

遅れてやってきたPCIe5.0 SSDの大本命、リード14GB/秒超えのSamsung「9100 PRO」を実機レビュー

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

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75%使用後も圧倒的性能を維持

 最後に、約2.74TBほどデータで埋め、空き容量920GB程度の状態で、「CrystalDiskMark 8.0.6」(1GiB)を実行した。

 結果は何もデータを書き込んでいない状態と同じで、連続読み出し速度1万4000MB/秒、書き込み速度1万3000MB/秒のPCIe5.0 NVMe SSD最速クラスのパフォーマンスを発揮していた。何かと容量が必要になる、動画編集環境のデータストレージなどにも、安心して使うことができるだろう。

4TBの9100 PROを75%ほどデータで埋めた状態の転送速度を測ってみた

CrystalDiskMark 8.0.6 1GiB デフォルトモードの結果

CrystalDiskMark 8.0.6 1GiB NVMeモードの結果

最高峰のパフォーマンスを求めるひと注目のGen5 SSD

 Samsungが満を持して発売しただけあって、その読み出し、書き込み速度は文句なしだ。そのうえ、PCケースに収めた実使用環境での、動作温度は50度台と10GB/秒を余裕で超えるPCIe5.0×4インターフェース対応 NVMe SSDの大本命と言える使用感だった。

 現在のストレージの主流で、読み出し速度7000MB/秒台、書き込み速度5000~6000MB/秒台のPCIe4.0×4インターフェースのハイエンドモデルや、DRAMキャッシュレスモデルと比べると、価格は2倍近くに跳ね上がるが、ストレージ最高峰のパフォーマンスを、その手にすることができる。

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