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複数人でのファイル同時編集に対応し、最大アップロード容量も5倍に

ファイルを介した共同作業を便利に LINE WORKSのDrive機能に有償オプション

2025年02月04日 11時00分更新

文● 福澤陽介/TECH.ASCII.jp

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 LINE WORKSは、2025年1月21日、「LINE WORKS」のクラウドストレージである「Drive」機能を強化する有償オプション「Drive Plus」を提供開始した。

 Drive機能は、LINE WORKSと連携する、PCとモバイルの両方から利用できるクラウドストレージ。Drive Plusは、通常のDrive機能を強化しており、ファイル編集機能や閲覧可能ファイルの追加、共有機能などを追加している。

 Drive Plusでは、Driveの画面からドキュメントやプレゼン、表計算などの各種ファイルを直接編集できるようになり、最大10人までの同時編集にも対応する。外出先でも、安全にファイルの内容確認や修正が可能だ。

 また、新たなイメージビューアーを搭載することで、「CADファイル」を含む様々なメディアをプレビュー表示できるようになった。通常のDrive機能では最大10GBまでだったファイルのアップロード容量も50GBにまで増量、サイズの大きなデータのやり取りにも対応する。

Drive Plusの強化機能

 Drive Plusには通常のDrive機能もすべて含まれ、Drive Plusを使って編集・保存したデータは、LINE WORKSのトークやノート、掲示板などとシームレスに連携する。価格は、LINE WORKSのスタンダードプラン契約では、1ユーザーあたり月額500円、アドバンストプラン契約では、1ユーザーあたり月額400円で提供する(ともに年額契約)。

 Drive Plusは今後も機能拡張を継続し、2025年内には、メールに添付されたファイルを自動的にワンタイムパスワード方式で共有できる「セキュアファイル共有機能」や画像内の文字を検索する「OCR検索機能」、メンバー数に応じた追加容量特典などを提供予定だ。

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