「なんちゃって5G」から「真の5G」に移行する必要がある
本来であれば、5Gに割り当てられた周波数帯の基地局を一気に展開すべきだった。しかし、4キャリアに割り当てられた周波数帯は、通信衛星が地上局との通信に使う電波と干渉するという問題を抱えており、特に関東地区ではなかなか基地局を設置できないという問題を抱えていたのだった(一方、大阪などは衛星との干渉問題がないため、楽天モバイルの5Gは大阪では三木谷浩史会長が自慢するほど爆速だったりする)。
3年半、なかなか5Gが浸透しなかったが、この干渉問題もようやく目処がつき始めてきようで、ようやく関東でも5Gのエリア展開がさらに加速することになりそうだ。
そんななか、野崎社長は「2020年から30年にかけてデータトラフィックが14倍になるという指摘がある」と語る。
これまでKDDIやソフトバンクは4G LTE転用による「なんちゃって5G」エリアの拡大を急いできたが、これからは「真の5G」に移行する必要がある。
実はこれまでの5Gは、4Gの設備を併用した「5G NSA(ノンスタンドアローン)」となっていた。これを「5G SA(スタンドアローン)」という5Gに特化した設備にしていかなければならないのだ。

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