ガーデニングコーディネーター・みゆきさん/教員から大胆なキャリアチェンジ!ずぼらでもできる庭づくりを発信

文●伊藤美咲 

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 人生100年時代といわれる昨今、自分らしい働き方や暮らし方を模索する女性たちが増えている。そんな女性たちに役立つ情報を発信するムック『brand new ME! ブランニューミー 40代・50代から選ぶ新しい生き方BOOK vol.1』(KADOKAWA刊)から抜粋してお届けするインタビューシリーズ。今回は、小学校教員からガーデニングコーディネーターにライフシフトしたみゆきさんにお聞きしたお話をお届けする。

ガーデニングコーディネーターをしているみゆきさん。以前は小学校教員をしていた。なかなか教科書通りにはいかないガーデニング。コツコツ学び、教えてきた経験が今、活きている。

“噛み砕く”伝え方で、教員時代の経験が発信に活かされる

 大学卒業後、一般企業での勤務を経て小学校の教員として働いていたみゆきさん。出産をきっかけに退職し、子どもが1歳半になったタイミングで庭付きの一軒家を建てたことがきっかけで、ガーデニングを始めたそう。

「広い庭があって、手入れをしなきゃいけない状態だったことから始めたガーデニング。過去に植物を枯らしたことがあったので、自分には向いていないと思っていたのですが、始めてみたら意外と楽しかったんですよね。SNSなどで情報収集しているうちに、自分も発信してみることにしたんです」

 みゆきさんがInstagramでの発信を始めたのは7年ほど前だが、本腰を入れ始めたのは約2年前のこと。手間のいらない庭づくりを「ずぼらガーデニング」と名付けた。人気の秘訣は投稿内容のわかりやすさ。

「わかりやすく伝えることは、発信する際に意識しています。ガーデニング関連の本やWebサイトは専門的な言葉が並んでいるものが多いんですよね。難しくなりがちなガーデニングのことを噛み砕いて発信するのは、過去に教師として働いていた経験があるからこそできる技なのかな。誰が見てもわかるようになるべく専門用語を使わず、写真や動画を入れることでイメージしやすいようにしています」

 自身が手がける庭も「手がかからないこと」を第一にしている。「好きなことでも、ガーデニングばかりやるのは大変なので、いかに手を抜くかを考えています。宿根草や多年草と呼ばれる種類の植物は、放置しても毎年咲いてくれるので、たくさん植えていますね。お花を見て癒されるところ、子どもたちが遊べるところ、食べ物に関するところとそれぞれのゾーンに分けることで、家族みんなが楽しめる庭にしています」

植物に携わる仕事で、多少のことではめげないメンタルに

 ガーデニングを通してみゆきさんが得たのは、意外なものだった。

「ガーデニングは教科書通りにいかないことのほうが多いんです。天候にも大きく左右されるので、『去年までは全然平気だったのに、突然虫や鳥に一網打尽にやられてしまった』なんてことも。おかげで多少のことがあってもめげないメンタルが身につきましたね」

 植物に携わる仕事や、SNSを活用した発信をしたいと思っている人に向けて、次のようにアドバイスをくれた。

「植物に携わる仕事をするには、必ずしも資格が必要ではないと思います。園芸店や種苗会社に勤めるという道もあります。そのような経験はプラスの実績になるので、園芸相談といった仕事にもつながっていくと思います。また、何を始めるにも遅いということはないと思います。大事なのは、貪欲に学んで少しずつでもいいから身につけていくこと。コツコツと自分の目標に向かっていけば、いつか本当に叶うということは、私が身をもって経験しています。叶えたい夢がある人は、諦めずに粘り強く続けてほしいと思います」

みゆきさんの著書『枯らしまくっていた私がたどり着いた!ずぼらガーデニング』 定価1,595円(税込)/KADOKAWA

Profile:みゆき

みゆき/1983年、埼玉県生まれ。小学校教員を経て、ガーデニングコーディネーターに。手間のかからない庭づくりや植物を管理するコツをSNSで発信。失敗と成功を繰り返した実体験からのアドバイスが人気を博している。著書に『枯らしまくっていた私がたどり着いた!ずぼらガーデニング』(KADOKAWA)がある。

Instagramアカウント @miyuki.garden

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