ハンドメイドリボンのベストセラー著者が講演!「やってみたい」と思ったらまずは小さく始めてみては?

文●平井 あゆみ

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 女性たちの新しい生き方(=ライフシフト)を応援するイベント「『brand new ME!(ブラン・ニュー・ミー) 40 代・50 代から選ぶ新しい生き方』MOOK 刊行記念イベント」が、2023 年8 月に東京ミッドタウン日比谷の BASE Q ホールにて開催。“新しく自分らしい生き方”を実践しているロールモデルとして、重版を重ねるほどの人気を見せている書籍「アレンジいっぱい! ハンドメイドのリボン BOOK」(KADOKAWA)の著者・山口路子氏が登壇した。

山口路子氏の著書、「アレンジいっぱい! ハンドメイドのリボン BOOK」は6刷と重版を重ね大好評

 20代は美容関係の会社員だった山口氏は、結婚を機に、30 代前半からプリザーブド・アーティフィシャルフラワーの自宅サロンをスタート。 2014年にリボン講師養成の講座をスタートし、2016 年には“自由に楽しく自分のペースで働く形を応援したい”という理念のもと、全国初のリボン協会一般社団法人「M-StyeLuxe(エムスタイルリュクス)」を設立し、「リボンを作る・教える・販売する」スキルを指南。現在は海外でも活動を展開している。

ファシリテーター約を務めたPRコンサルタントの犬飼奈津子氏と、ハンドメイドリボン協会「M-StyeLuxe(エムスタイルリュクス)」代表理事の山口路子氏(写真左から)

 そんな山口氏は、今回のイベントで「小さく初めて、仲間を増やすことが大切」を講演した。
まず、リボンを作ろうと考えた背景について説明。「幼い頃から、お小遣いでリボンを買って、集めて、常に付けていたほどリボンが大好きだったんです。その後、娘が生まれたのを機に娘にも付けるようになりまして。けれども、小さい頃は付けてもすぐ壊してしまったり...。

 結構、頻繁にそうしたことがあったのですが、自分で直したり、作ったりしていく内に、思った以上に楽しくて、手軽に完成度の高いものが作れることに気付きまして。それを付けていたら『かわいい』と言われることも増え、ちゃんとしたレッスンにして、認定講座としてトータル的に教えるものにしようと考え、協会を始めました」と、「M-StyeLuxe」設立の経緯を話した。

 そして、「やってみてうれしかったこと」を問われると「『自分の子供のためにリボンを作ったらすごく喜んでくれた』とか『講師として教える立場になったら自分が認められた気がした』と言われたこと」とニッコリ。「『“好き”を活かした仕事って本当にできるんだ』と言われることも多く、それがうれしいです」と笑顔を見せた。

 しかし、協会を主宰するなかで、苦労や壁もあったそうだ。山口氏は「スタートから 3 年目の途中くらいまでは本当に大変で、精神的にギリギリだったことも。レッスンでは、想像していた以上に受講生が殺到してしまい、うれしかった半面、精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいになり、病気にもなってしまって。全然繊細ではなく、『なるようになれ』という性格だったんですけど、眠れなくなって睡眠導入剤を飲んだり...。思い出しただけでも泣けてくるくらい。はたから見たら順調で、数字はよくても、全然幸せではないという感じでした」と、辛かった時期を振り返り。そうしたこともあり、協会を何度もやめたくなったそうだが、「リボンは元々、娘のために作っていたものだし、自由に楽しく自分のペースで働きたかったのに、このままでいいのだろうか」と自問自答し、「自分にしかできないこと以外、人に仕事を振る」など、大変だったことを 1 つずつ消去していくことで、問題を解決していったという。

 その後、事業を拡大し、病も克服した山口氏は「本当に一人じゃできなかった。皆さんに救われました。皆さんの力を借りることで大きくなり、法人化もできました」と、仲間である会員たちに感謝。ライフシフトして 9 年目となった山口氏は「きっかけは小さく始めたささいなこと。続けることは難しいんですけど『やってみたい』と思ったら、まずは小さく始めてみるのが 1 番いいんじゃないかなと思います」と、来場者にメッセージを送っていた。

「やってみたい」と思ったら、まずは小さく始めてみるのが1番いいんじゃないかなと山口氏

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