高所の猫も望遠なら安心
振り返ると、民家の物置の上に貫禄ある猫が1匹。物置の上は周りを見渡せる高所で、陽射しがあると暖かくて安全だからね。
目が合ったときは警戒されたけど、こっちがしばらく動かないでいたら気にならなくなったみたいで、あと一歩近づいて、手前に木の枝なんぞをいれてみた。
さてお次はまったく別の日。たまたま川沿いをぶらぶら歩いてたら、遠くになんか黒いものが見えたのである。わたしの視力ではなんか黒いものがあるようなないようなレベルなのでなんとも判然としない。「お、猫かも」と悦んで近づいたらゴミ袋だったとかもう日常茶飯事。
Z 50のレンズを望遠ズームに付け替えてファインダーを覗く。ファインダーが大きくて見やすいミラーレス一眼は望遠鏡としても最適。贅沢なデジタル望遠鏡。
そしたら猫だったので、下手に近寄って逃げられてもいやだなと思い、しゃがんで望遠で1枚。日陰の黒猫なんだけど目を開けてくれたおかげでなんかいい感じに撮れた。黒猫が似合う背景ってのもいい。
そしたら向こうもこっちに気づいたようで、どうするのかなと思ったら、歩いてくるではないか。いやそれは想定外。あまりに近寄られると望遠ではきつい。でも見れば見るほどきれいな黒猫で、精悍なのである。
さあ、このままわたしの足元に来てくれるのかな? 来てくれたら撫でようと思って待っていると、崖と川に挟まれた狭い歩道の崖側ギリギリを迂回し、しれっと脇を通り過ぎていったのでした。えーー。あれだけ期待させといてそれかよー。
というわけで後ろ姿を。これで終わっては寂しいので、最後は標準の広角ズームレンズで撮ったうちの猫を。冬が近づくと部屋の中の一番暖かい場所へやってきて、こうしてお尻をくっつけてお昼寝するのであった。
Nikon Z 50、ボディー内手ブレ補正がないのは残念だけど、このクラスとしてはファインダーは大きくて見やすいしけっこう軽くて扱いやすいので猫撮りにもいいかもしれない。
■Amazon.co.jpで購入
古地図とめぐる東京歴史探訪 (SB新書)荻窪 圭(著)SBクリエイティブ
デジタル一眼レフカメラが上手くなる本 基本とシーン別の撮り方60上原 ゼンジ、桃井 一至、荻窪 圭(著)翔泳社
古地図でめぐる 今昔 東京さんぽガイド荻窪 圭(著)玄光社
筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

この連載の記事
-
第956回
デジカメ
ルーツを探る旅! ソニー「α7C II」を手に我が家の兄妹猫が生まれた場所へ行ってきた -
第955回
デジカメ
ソニー「α7 V」を渡された結果、猫しか撮らなかった。 -
第954回
デジカメ
写真で見る、子猫兄妹が我が家を制圧するまで -
第953回
デジカメ
私物カメラで振り返る2025年。レンズ越しに出会った“あの猫たち” -
第952回
デジカメ
撫でる覚悟はいいか? オレはできてる。2025年、人をダメにする猫たちの記録 -
第951回
デジカメ
年の瀬の我が家に兄妹猫がやってきたのでソニー「α7C II」やiPhone 17で撮りまくった話 -
第950回
デジカメ
シグマのズームレンズは驚きの軽さと扱いやすさで猫撮り散歩がもっと楽しく快適に! -
第949回
デジカメ
猫撮り散歩に最高! 軽くて取り回し抜群のタムロンレンズで撮ると日常がこんなに楽しくなる -
第948回
デジカメ
最軽量・最速AF・長時間駆動! キヤノン「EOS R6 Mark III」が撮影のストレスを激減させる理由と猫撮影で実感したその実力 -
第947回
デジカメ
タムロンの新レンズが猫散歩の相棒に! 広角から望遠まで、地域猫との一瞬を逃さない高倍率ズームの真価 -
第946回
デジカメ
富士フイルムの「X-T30 III」はキジトラだけじゃない! フィルターで瞬時に撮りたい色にしてくれる - この連載の一覧へ














