操作は電源スイッチのみ 1回押して冷却、2回押して温め
本体の左半分に専用カップを置くための冷熱プレートがある。右側半分にあるスリット部分はのは吸気口。電源オンオフ・動作切り替えボタンは中央下にある
実際に使いはじめる前に本体各部分の機能を見てみよう。電源スイッチを手前にして、本体に向かって左側には、付属のカップや自販機で買える缶飲料などの底面を冷やしたり温めたりする丸い冷熱プレートが配置されている。
冷熱プレートの最も内側は直径43mmのテーブル状。そのすぐ外側は幅5mm弱、深さ3.5mmほどの円形の溝だ。そして最外周は直径60mmで約4mm幅の最内周のテーブルと同じ高さの円形の淵となっている。
専用ACアダプターからの給電プラグは奥の中央にある。デスク正面に置くなら良い位置だが、左右いずれかに配置する場合はケーブルの引き回しが必要かも
電源スイッチを挟んで冷熱プレートの反対側には横スリットのデザインを採用した空気吸入口。そして冷却、加熱に利用した空気の排気口は本体の左側面に位置する。ACアダプターケーブルからの電源プラグの挿入口は背面だ。
デスクトップ冷熱カップのはICT系の周辺機器ではなく家電品であるため、その操作は極めて簡単だ。たとえば、冷えた飲み物、温めたスープを付属のカップに入れて冷熱プレートの上に置き、電源スイッチを押すだけだ。
冷えた飲み物の温度をキープしながら楽しみたければ、電源スイッチを1度押して青ランプを点灯させればいい。温めたスープの温度をキープしたければ、電源スイッチを2回押して赤ランプを点灯させる。3回目を押すとパワーオフとなる。
長い時間放置したために常温になった液体物を再加熱、再冷却することも可能だが、常温から10度までの冷却や、55度までの加熱を考えるなら30分以上は確実に時間がかかり、実質的に便利とは思えない。
基本的には自販機でホットの状況で購入した暖かい飲み物や冷蔵庫で冷やした冷たい飲み物の現状を、飲む現場で温度維持する道具だと考えるべきだろう。

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