新宿5丁目……といってもピンと来る人はよほど新宿に行き慣れてる人だけだと思うけど、まあ花園神社とかがある方だ。新宿駅よりは新宿三丁目駅の方が近い。
そこの小さな路地に「カフェアルル」(新宿区 新宿5-10-8)って昭和な喫茶店がある。オムライスとかナポリタンとかがあるような昭和である。1978年創業というから昭和なのも当たり前か。
カフェアルルには猫がいる。
今いる猫たちは2代目。初代は「五右衛門」で20年生きて往生した。その後、あらたな猫を保護したのが3年前。
それが「次郎長」と「石松」。初代が「五右衛門」で、次が「次郎長」と「石松」と来れば、その次は「忠治」かと思っちゃうけど、それはそれとして、この2匹が店内を自由に歩き回る様子がたまらないのだ。
店の佇まいが昔から気になってたのだけど、はじめて訪れたのは昨年のこと。どんな店だろうと入って、空いている席に座ると、目の前の椅子の背にぴょんと猫が飛び乗ってきたのである。
それが次郎長。
椅子の背が好きなようで、ちょっと高いところにいつもいる。
珈琲とオムライスをいただき、お手洗いに行こうと立ち上がったら、客がいない椅子の上で寝てるヤツ発見。
こちらは石松。石松の方が若い。
冒頭写真は失礼して机の上から寝姿を撮らせてもらったもの。
ちなみに「次郎長」は「清水次郎長」として有名な、江戸時代末期から明治の俠客で、駿河国の清水港(今の静岡県静岡市の清水区)で活躍したので、清水次郎長。「石松」は次郎長の子分で「森の石松」として有名だ。
人なつこいのは「石松」。
2度目に訪れた今年の2月、いきなりうさぎの帽子をかぶって出迎えてくれた。
この石松、どうやら膝に乗るのが好きなのである。
しかも……私が知る限り、だいたい女の人の膝に乗ってる。さすがである(なにが)。
この日は仕事の打ち合せで訪れたのだが、向かいに座った女子の上にいきなりぴょこん。
水を飲みたそうにじーっとグラスを見てた。
このとき次郎長はといえば、椅子の背にのって、顔なじみのお客さんと遊んでたのである。
で、今回、カフェアルルの猫をこの連載で取り上げよう、と思い、暗い店内でも撮れる明るいレンズを持ち(お店は白熱灯ベースの暗めの照明で、店の雰囲気にはいいし猫にも似合ってるのだけど写真を撮るには少々暗いのだ)、ちゃんと撮影・掲載許可を得て撮りまくってきたのである。どうぞ撮ってくださいと気持ちよく許可してくれた。

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