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確定申告書類の用意から提出まで

初めてでも簡単、確定申告のやり方まとめ2017年提出用

2017年02月11日 10時00分更新

文● 山口/ASCII

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 平成28年(2016年)分の所得税および復興特別所得税の確定申告の相談および申告書の受け付けは、平成29年(2017年)2月16日(木)から3月15日(水)までとなっています。いよいよ確定申告の受付開始が迫ってまいりました。滞りなく確定申告を完了するべく、手順に漏れがないか最初から最後までチェックしてみましょう。

1.確定申告のための提出用紙取得

 確定申告のための提出用紙は、国税庁のサイトから取得できます。この時期はサイト上で「確定申告特集」を行なっているので、そちらを参照すると便利です。

 また、「やよいの白色申告オンライン」「やよいの青色申告オンライン」などを利用している人は、そのサービスで出力した用紙を提出すればいいので、あらためて確定申告書を入手する必要はありません。

2.決算

 白色申告なら収支内訳書、 青色申告なら青色申告決算書に、収入・経費など、申告に必要な情報をまとめましょう。

 詳しくは『確定申告の基礎知識 「どこに何を持って行けばいいの?」』や『白色申告から青色申告へ、最初の「期首残高」って何を入れるの?』をご覧ください。

3.確定申告書類の作成

確定申告書Bの第一表・第二表

 「やよいの白色申告オンライン」「やよいの青色申告オンライン」を利用すれば自動作成されるので簡単です。確定申告作成については『確定申告書ってどんな紙? どこでもらえるの?』を参考にどうぞ!

 また、ふるさと納税や小規模企業共済について解説している『ホントにおトクなの? 「ふるさと納税」初めてガイド』『いわばフリーランスの退職金、節税もできる「小規模企業共済」に注目』も要チェックです。

4.確定申告時に必要な書類

所得税等の確定申告書B様式第一表に「個人番号」の記入欄が登場!

 最低限必要な書類は、確定申告書B第一表・第二表と決算書です。経費の計算に使った領収書などは、提出時には不要です。ただし保管しておきましょう。

 ちなみに平成28年分の確定申告から、個人が税務署に提出する確定申告書類にマイナンバーの記載欄が設けられました! 忘れずに記入しましょうね。マイナンバー導入についてさらに詳しく知りたい場合は『マイナンバーで今回の確定申告はこう変わる、10の疑問を解決』を参照してください!

5.確定申告書の提出先は?

所轄の税務署は国税庁のサイトで検索

 申告時に住んでいる場所の所轄税務署へ提出します。どの税務署が所轄になっているかは、国税庁のサイトにある管轄一覧を参照しましょう。

6.税務署に提出

 必要な書類を3月15日までに所轄税務署へ提出すれば確定申告は完了です。郵便物として送付も可能です(3月15日当日の消印有効。なお、信書扱いになるので宅配便などの利用はNG)。

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