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確定申告のやり方ガイド 第8回

国税庁もウンザリ……かも

確定申告書を書くときに、間違いやすい事例って?

2016年01月18日 09時00分更新

文● コジマ/ASCII.jp

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 ていねいに書いたつもりでも、意外なところでうっかりミスがありそうな確定申告書。誤りの多い事例には、どのようなものがあるのでしょうか。

A:副収入や満期金や一時金を
受け取った場合の申告漏れに注意

 国税庁の「確定申告期に多いお問合せ事項Q&A」を見ると、「副収入の申告漏れ」がまず目を引きます。インターネットによるサイドビジネスなどで得た所得についても合わせて申告する必要があるので、アフィリエイトなどで収入を得ている人は要注意。

 また、所得税と併せて申告・納付することとされている「復興特別所得税」は記入必須です。ところが、申告するようになったのが平成25年(2013年)からと日が浅いためでしょうか、記入漏れが多いようです。しっかり記入しておきましょう。

 生命保険会社などから、満期金や一時金を受け取った場合の申告漏れなんてのもあるみたいです。その収入が一時所得として申告する必要があるかどうか、生命保険会社などから送付された書類でよく確認したほうがいいですね。

確定申告の時に間違いやすい事例

  • 国外所得の申告漏れ
  • 副収入の申告漏れ
  • 一時所得の申告漏れ
  • 医療費控除の計算誤り
  • 地震保険料控除の適用誤り
  • 寡婦控除、寡夫控除の適用漏れ
  • 配偶者特別控除の適用誤り
  • 基礎控除の記載漏れ
  • 復興特別所得税額の記載漏れ

(国税庁 申告相談より)

 ちなみに、ASCII.jp×弥生の「アスキービジトク調査班」では、フリーランスや個人事業主のための確定申告情報も詳しく取り扱っています。こちらもチェックして、完璧な申告書を作りましょう。

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