消費電力
最後に消費電力を見てみよう。アイドル状態はCnQオンで、高負荷状態はSandraのマルチメディアテスト計測中の消費電力をワットチェッカーで計測した。新CPUの中ではやはりAthlon II X4 635の消費電力が高く、アイドルと高負荷時の差が90W近くになる。逆にAthlon II X2 255は50Wとかなり低く、ある程度のパフォーマンスと低消費電力の両立を狙うにはよいCPUと言えそうだ。低消費電力版のPhenom II X4 910eは、前モデルのPhenom II X4 905eから消費電力が2Wほどアップしているが、この程度であれば許容範囲だろう。
消費電力(単位:W) ←better
着実なパワーアップの新CPU
今回の新モデルは、Phenom IIの最上位モデルや超低消費電力版のリリースはないためインパクトには欠けるものの、地味な積み重ねが豊富なナインナップの多くに行なわれている。こうしたすべてに少しずつ性能アップというのは、実にAMDらしい戦略と言える。販売価格はPhenom II X4 910eが1万8000円前後だが、そのほかは13000~8000円と購入しやすい価格帯に集中しており、コストパフォーマンス重視でマシンを組み上げたい人にとっては、注目したいCPU群となるだろう。

この連載の記事
-
第473回
デジタル
Ryzen 7 9800X3Dと9700Xはどっちが良いの?! WQHDゲーミングに最適なRadeon RX 9060 XT搭載PCの最強CPUはこれだ! -
第473回
PCパーツ
「Ryzen 7 9850X3D」速攻検証:クロックが400MHz上がった以上の価値を見いだせるか? -
第472回
sponsored
触ってわかった! Radeon RX 9070 XT最新ドライバーでFPSゲームが爆速&高画質に進化、ストレスフリーな快適体験へ -
第472回
自作PC
Core Ultraシリーズ3の最上位Core Ultra X9 388H搭載PCの性能やいかに?内蔵GPUのArc B390はマルチフレーム生成に対応 -
第471回
デジタル
8TBの大容量に爆速性能! Samsung「9100 PRO 8TB」で圧倒的なデータ処理能力を体感 -
第470回
デジタル
HEDTの王者Ryzen Threadripper 9980X/9970X、ついにゲーミング性能も大幅進化 -
第469回
デジタル
ワットパフォーマンスの大幅改善でHEDTの王者が完全体に、Zen 5世代CPU「Ryzen Threadripper 9000」シリーズをレビュー -
第468回
自作PC
こんなゲーミングPCを気楽に買える人生が欲しかった Core Ultra 9 285HX&RTX 5090 LTで約100万円のロマンに浸る -
第467回
デジタル
Radeon RX 9060 XT 16GB、コスパの一点突破でRTX 5060 Tiに勝つ -
第466回
デジタル
Radeon RX 9060 XTは6.5万円でVRAM 16GBのお値打ちGPUになれたか? -
第465回
デジタル
遅れてやってきたPCIe5.0 SSDの大本命、リード14GB/秒超えのSamsung「9100 PRO」を実機レビュー - この連載の一覧へ











